東ドイツ軍軍装T!


1) 被服のサイズ

お店での購入や通信販売で一番困るのが被服のサイズです。

日本で製造・販売されている物であれば自分のだいたいのサイズを

皆さん覚えていると思いますが、東ドイツ軍の被服はサイズがやたら細かく

表示されていて、初めての方は自分がどのサイズを着ればいいのか、

かなり混乱すると思います。

私も初めて東京御徒町の中田商店でそのサイズの多さを

見たときにはかなり混乱しました。

片っ端から試着し、これがいい?あれがいい?と

やっていると他のお客さんの迷惑にもなるし、

そんなことをいつまでも続けている自分自身も恥ずかしくなってきました。

そこで、このコーナーではだいたいの目安になるような表を作成しましたので

これを参考にして「これが私のおおまかなサイズ」と決めて

お店や通販に挑めば致命的なサイズの違いはなくなると思います。

 

  


                                        

帽子はcm(センチ)表示です。

どこで調べたというわけではないのですが、

多分そうです。仲間もそう言っていますし、

中田商店の店員さんもそう言っていたので間違いないと思います。

確かに帽子の内側に56とか58とか60と記入されています。

間違いないでしょう。(笑)

でも・・・表示サイズより小さめな気がするのは私だけでしょうか?

 

 


 

被服に関しては下記の表の通り72種類もあります。

 

おおまかな上着サイズは次の通りです。44/XS  46/S(表のサイズ表示にはありません) 

48/M  50/L(表のサイズ表示にはありません)  52/XL  56/XXL  60/XXXL 

 

おおまかなズボンのサイズは次の通りです。44/70cm  46/75cm(表のサイズ表示にはありません) 

48/80cm  50/85cm(表のサイズ表示にはありません)  52/90cm  56/95cm 

 

この表とサイズを参考にして、まずはお店で試着し、

自分にあったサイズを決めてから購入した方がいいと思います。

また、丈についてはSKが短く、UGに近づくほど長くなっていきます。

 

旧東ドイツ軍サイズ
太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ 太さ
SK 44   48−0 48   48−1 52−0 52   52−1 52−2 56   56−1 56−2 60
 K 44 48−0 48 48−1 52−0 52 52−1 52−2 56 56−1 56−2 60
 M 44 48−0 48 48−1 52−0 52 52−1 52−2 56 56−1 56−2 60
 G 44 48−0 48 48−1 52−0 52 52−1 52−2 56 56−1 56−2 60
SG 44 48−0 48 48−1 52−0 52 52−1 52−2 56 56−1 56−2 60
UG 44 48−0 48 48−1 52−0 52 52−1 52−2 56 56−1 56−2 60  

 

東独被服女性サイズ表について

最近、女性会員から「東独被服の女性サイズ表を調べて欲しい」という依頼がありましたので、
ここに表を掲載しますが、これはあくまで参考程度でお考え下さい。
海外通販等で購入する場合は通販会社に自分の各寸法を出来るだけ具体的に伝えて
自分の体型に一番近いサイズを探してもらうことをお勧めします。

また、東独サイズにはサイズ数値とは別にSK、K、M等男性サイズと同じようにアルファベットがつきます。
このアルファベットは身長を表しますが、残念ながら詳しい資料が入手できません。

(例)身長149.6cmの女性の場合はSKがお勧めです。

東独被服女性用サイズ表
東独サイズ     76 82 88 94 94 50 53
バスト 85.0 87.5 90.0 93.0 96.5 100 104 109 114
ウエスト 62.0 65.0 67.0 70.0 74.0 77.5 81.0 86.0 91.0
ヒップ 90.0 93.0 95.0 98.0 102 105 109 114 119
                   
米国サイズ XS XL XL
米国サイズ 10 12 14 16 18 20

 

 

 

 空挺部隊用の新型ベストに縫いつけてあるサイズタグです。

 ほとんどの上着は首の後ろの部分に

 サイズタグが縫いつけてあります。

 

士官用コートに付いているサイズタグ

 

野戦服のズボンに縫いつけてあるサイズタグです。

ウェストの部分に縫いつけてあります。

 

兵・下士官用の制服に縫いつけられているサイズタグです。


ベルトはかなり長い物があるので注意してください。

グレーの野戦服に使用するベルトは調節が利くので問題ないのですが、

制服に使用する士官用ベルト(茶色)は相撲取りが付けるような長さの物があります。(笑)

ここでは「あります」と書きましたが私の知り合いが5人このベルトを購入しましたが

全て相撲取り専用のような長さの物です。

私自身標準体型の人が使用する長さの物を見たことがありません。

コレクションを始めたのが東独装備が発売されてからかなり年月が経ってからですので、

発売されたばかりの頃は短い物もあったのかもしれませんが、

現在販売されている物はみな長いので加工が必要です。

加工と言っても千枚通しのような物で穴をあければいいだけのことですが、

綺麗に穴を開けないとかなり見苦しい状態になってしまうので注意が必要です。

 

 

また兵・下士官用も士官用と同じ状況なので注意が必要です。

こちらの加工は留め金をはずして、ベルトの長さを調節し切断。

留め金を付け2本のピンを入れてカシメれば完了ですが、

これも士官用と同じように綺麗に加工しないとかなり見苦しい状態になってしまうので注意が必要です。

 

 

 


 

ブーツについては、普段履く靴を購入する時と同じように

必ず一度履いてみてから購入した方がよいでしょう。

簡単に自分の普段履いているサイズを購入すると

サバゲなどで使用する時ブカブカだったり、

当たってしまう部分がでたりとかなり辛い思いをするので

一度履いてから購入することをお勧めします。

乗馬用のブーツを購入するときはふくらはぎの部分が

ちゃんと入るかどうかの確認も忘れないでください。

ドイツ人はふくらはぎがかなり細いようです。